センター長あいさつ- GREETINGS -

センター長を拝命いたしました、循環器・腎臓・神経内科学講座の楠瀬賢也です。
脳卒中や心臓病は、突然の発症により命に関わるだけでなく、後遺症により生活の質を著しく損なうことがある重大な疾患です。
沖縄県においても、これらは主要な死亡原因であると同時に、要介護状態を引き起こす最大の要因となっており、地域医療にとって喫緊の課題です。
しかし、これらの疾患の多くは、健診による早期発見や生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)の適切な管理によって、予防や重症化の回避が可能です。
また、発症後も、急性期・回復期・慢性期・在宅期に至るまでの切れ目ない医療と介護の連携が、患者さんとそのご家族の生活を支える鍵となります。
本センターは、多職種が連携し、県内の関係機関と協力しながら、脳卒中・心臓病の予防から治療、リハビリテーション、在宅支援に至る包括的な支援体制を構築することを目的として設立されました。
特に、離島・へき地医療における課題解決にも力を入れ、沖縄という特性を生かしたモデルケースとなるような取り組みを推進してまいります。
今後、医療従事者や地域住民の皆さまとともに、正しい知識の普及、医療資源の適切な活用、そして安心して暮らせる地域社会の実現を目指してまいります。
何かお困りのことや気になる症状などがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
脳卒中・心臓病等に関するご相談
沖縄県内在住の脳卒中・心臓病に対してお困りごとやご相談がある方はお気軽にご相談ください。
ご相談内容によっては、返答にお時間を頂く場合がありますのでご了承ください。
治療方針に関しては、かかりつけ医か、当院セカンドオピニオン外来でご相談ください。
脳卒中・心臓病等に関するご相談例
- 脳卒中・心臓病等についての情報提供
- 在宅療養の相談や介護に関する相談
- 福祉サービス申請・利用手続きの相談
- 後遺症治療に関する相談
- 再発予防に関する生活習慣等の相談
- 職場復帰や社会参加に向けた相談